2017年7月に発生した九州北部豪雨の被災地である福岡県朝倉郡東峰村の柚子と、福島市の林檎を使った「ゆず×りんごジャム」の開発を行うプロジェクトの、今期の活動が始まりました!

7月5、6日の2日間、東峰村の現地視察と、昨年度のジャムの取り組みへの御礼のごあいさつ回りと九州北部豪雨の犠牲者追悼式典のお手伝いをしに、メンバー9人で福岡県を訪問してきました。
福岡訪問の際には毎回お世話になっている「エフコープ生活協同組合」の皆さん。
今回も、空港の到着口で横断幕をもって私たちを出迎えてくれました。

【写真】参加メンバーで、横断幕をもって(7月5日、福岡空港で)

 

福岡空港を後にするとすぐ、北九州首都高速道路で、東峰村へ(約1時間)
東峰村入りすると、車窓から九州北部豪雨の爪痕を見学。川沿いを上流へ向かって進んでいきました。
東峰村は「小石原焼」という陶芸作品が有名な地域。道沿いにも様々な窯元が軒を連ねていました。

そして、到着したのはそんな窯元の一つ、「マルダイ窯」さん。
お店を併設した趣のある古民家の中で、東峰ムラガールズさんと交流させていただきました。
※「東峰ムラガールズ」…窯元や農家など様々な立場の女性が集うグループ。地元の課題解決のために集まって意見交換をしたり、伝統工芸品の「小石原焼」を生かした料理教室などを行っています。

【写真】「みらいろ女子会」と類似した活動を展開していることもあって、話も盛り上がりました!

東峰ムラガールズさんとの交流後、東峰村の仮設住宅へ移動。
みらいろ女子会としてこの場に訪れるのは今回で3回目になります。
仮設住宅では、追悼式典に参列した皆さんにふるまう福島牛たっぷりの芋煮とおにぎりを作りました。

【写真】大量の福島牛、大量のキノコ、大量のこんにゃく…仕込中。

【写真】参加者の一人が持ってきた福島市の酒蔵「金水晶」の純米大吟醸酒をお振舞

今月末には仮設住宅の退去が始まる住民のみなさん。
「一緒にガンバロウ!」という言葉が、集会所内に響きました。

次の日には、交流のあるもう一か所の仮設住宅(杷木)も訪問。福島のではじめの桃「はなよめ」をお届けさせて頂きました。

【写真】自治会長の伊藤さんに桃を渡す参加者

この日は、朝倉市のお隣、「うきは市」にも訪問。同市は、福岡県内2大注目都市の一つともなっています(もう一つは「糸島市」)。
同市の取り組みのすごいところといえば、行政が「スイーツ課」を立ち上げて、地元産くだものの普及・消費拡大を応援している(PRしている)ところ。市内の各地に、果樹園があり、それを上回る数のスイーツ店やカフェが点在しています。
今回は、同市の果樹生産の発祥の園地である「やまんどん」さんにお邪魔し、代表の末次さんにお話を聞き、園内散策の後は、園内の果物を使ったスイーツを頂きました。
常時30種類以上のスイーツが並ぶカフェ「夢語寄家(むごよか)」は、たくさんの人でにぎわっていました。

【写真】目移りするほどたくさんのキラキラしたケーキに悩む皆さん

【写真】まるごと桃のケーキや果物たっぷりのタルトなどを頂きました

その後は、地元の「JAにじ」さんが運営する直売所「耳納の里」で見学とお買いものをして、地元の観光名所である「三連水車」や「令和」ゆかりの坂本八幡宮にも立ち寄りました。
とっても濃厚な2日間に参加者全員が「有意義な視察だった」と大満足でした。


今年の秋(10月or11月)には再び福岡を訪問し、ジャムに使うゆずの収穫を行います。
今回は参加できなかったけど、次回は!!!という方、興味のある方、ぜひご参加ください♪